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シンタマ(マル) 芯玉
後ろ足の内モモの下にある丸い形をした赤身肉で、モモの中でも肉のきめが細かく軟らかい部位です。
約7kgのしんたまです。宮崎産の和牛経産牛を購入しました。
〈経産牛〉お産を経験したメス牛を半年程度再肥育して、肉牛として出荷されたもの。
値段の比較は難しいですが、黒毛和牛として比べると半額程で購入出来ます。
¥2700/1kg
シンシン 芯芯 (マルシン)
シンタマ の中心にあるお肉です。ヒレに次いで2番目に肉質が柔らかいと言われ、ローストビーフ向き。
トモサンカク 友三角 (ヒウチ)
赤身のモモですが、サシが入っていて脂を感じることが出来ます。焼肉として食べると脂の甘味を味わえます。薄く切ることができればしゃぶしゃぶでも。半冷凍してもなかなか素人がしゃぶしゃぶ肉のように薄切りにするのは難しいですが。。。
トリミング前 トリミング後
カメノコ 亀の甲
亀の甲羅の形に似ているから。。。とのこと。確かに似てますね。
繊維が粗く、硬めと言われていますがカットする方向を間違えなければ十分焼肉として頂けます。今まで、オーストラリア産の牧草牛の牛バラ肉を焼肉として食べていたので、全く問題なく軟らかいお肉に感じますが。。。
牛ハムに使われている部位。
トリミング前 トリミング後 手前の左の4枚以外がカメノコ
マルカワ (芯々かぶり)
芯芯の周りについている部分です。シンタマ の中では肉質が硬い部位なので、煮込み料理に向いている。
マルカワと謎の部位(ランプ?) トリミング後
端肉(もしやランプ?)
マルカワにちょっとついてきた謎の部位。ランプではないかと思っているのですが。。。
今回は、シンタマ を解体し、部位の違いがわかるものなのか焼肉で食べ比べをしてみました。実際そんなに違うものかと半信半疑でしたが、ちゃんと違いはありました。焼肉としてはカメノコがもも肉らしい歯応えがあり、味もさっぱりしていたし、脂が欲しい時はトモサンカクが食べやすく満足度が高いです。